アッバス・キアロスタミ監督)をみてる。
素晴らしい、ここんとこイランの映画を続けてみてるけど、どれも素晴らしい。とっても
まー、ほんとは、ノンフィクションのを探してるんだけど、そっちはなかなかよさそーなのが無い。
4年前のいまころは、ウクライナの映画を集中してみてた。ノンフィクションも両端からの視点とかいいのがいくつもあった。特に、
『ウィンター・オン・ファイヤー ウクライナ、自由への闘い』
(2015年 エフゲニー・アフィネフスキー監督)
『ウクライナ・オン・ファイヤー』
(2016年 イゴール・ロパトノク監督)
『オリバー・ストーン オン プーチン ~THE PUTIN INTERVIEWS~』
(2017年 オリバー・ストーン監督)
この3作を開戦直後のタイミングで見れたのは、理解の助けとしてどでかい。
そしていま、同じようなリファレンスを期待して探したけど、いまのとこ、見つかってない。
アメリカがイランを攻撃した。
正確にはイランを攻撃したイスラエルにアメリカは従った。と、みえる
アメリカは爆撃でイラン民を1000人殺した、って、テレビは言ってるけど、その直前にイランは3万人の自国民を射殺したことを、ネットを見てるひとは知ってる。
ここで知りたいのは、この2つ
1. 開戦の是非
2. 戦争継続の是非
理解にはたぶん、石油利権や核兵器や神権政治や中東戦争史のその前に、いまだその定義が謎の「ユダヤ人」と、世界の宗教のルーツとも云える「ゾロアスター教」についての見識が必要とおもわれ。
ユダヤ人については、ナチスドイツのニュルンベルク法(1935年)による定義
「非アーリア人種。祖父母4人のうち3人以上がユダヤ人」
イスラエルの帰還法(1950年、1970年)による定義
「ユダヤ人の母から産まれた者、もしくはユダヤ教に改宗し他の宗教を一切信じない者」
人種(血)と宗教って、ことなんだろーけど、いずれも国籍のことを言っているわけでもなく、結局のところ、なんだかわからない。
ナチスは、宗教の記録を使って人種を定義してたみたいだけど、それもなんか無理すぎる。過去の羨ましかからの反動としての妬みが生んだ不条理は事実として、いまとなっては、単にグループ。って、ことで、それ以上のことは無いような気もするけど、どうだろう。
一方で、現世を肯定、最終的に善が勝利して世界は完成する=宇宙完成。とされる古代ペルシャのゾロアスター教は、最大の敵を”死とエントロピー”とする20世紀の「ロシア宇宙主義」とセットで考えると20倍理解が進む。
ゾロアスター教もロシア宇宙主義も、どちらも「物質世界(現実)の積極的な改造」「世界そのものを改造し、死というバグを修正して、この現実世界を理想郷にすること」を目指しており、現実逃避のマニ教などとは決定的に違う(ようにも見えてしまう)。
古代のイラン語であるアヴェスタ語によって書かれたゾロアスター教の聖典『アヴェスタ』。
アヴェスタ→ロシア宇宙主義→トランスヒューマニズム(AI)
どうしても、この流れで考えてしまう、っつーか、共軌関係に見えちゃう。
コンスタンチン・ツィオルコフスキー(1857-1935年、ロシア宇宙主義の創始者ニコライ・フョードロフの愛弟子)が、ソ連で宇宙開発を目指した真の動機は「過去の死者が全員復活した場合、地球上だけでは居住空間や資源が足りなくなるため、人類は宇宙へ進出しなければならない」からだった。ってのも、すごいね。人類の拡張。
_もとい、1. 開戦の是非 については、神権政治に至ったホメイニ革命(1978年)前の王朝のでっちあげ。結果、軍事独裁化。イスラエル&アメリカへの敵対。へとあるものの、結局は、なんだかわからないものに対する不安。のよーな気がして、いーともわるいともどーにも言えない。これは、結果どーであったかだけでしか判断しようもなく。でも、アメリカが言うように、「イランが先に米軍施設への攻撃を準備していた」とするなら、これは、アメリカより先にイランの先制攻撃で米軍への被害が報道されていたら、どうなったんだろうか。そっちの是非を問われたならば、非になると思うけど、ちょっとまだ情報が足りない。もし、どっちからも攻撃しなかった場合、この神権政治での現状は平和って言えたのか。とにかく不安定だ、カスピ海の塩分濃度のごとく。
_また、2. 戦争継続の是非 については、開戦の是非についてがわかんないんだから、答えようが無い。んだけど、どちらかが、今すぐ攻撃をやめた場合、やめた方の被害が拡大することを想うに、攻撃という外交手段を全否定するのも辛い気がしてくる。
と、なると、戦いの理由は、イデオロギーでも宗教でも人種でも無くて、やられそうだからやった。って、ことになり、ここでもやっぱり『単純平和理想主義』の出番は無い。
しかし、戦争がある種の技術革新のキモであることも、たぶん事実というか現実で、戦争のたびに当事者国やそのグループのことを調べるきっかけにもなってる、それが、いまは「ユダヤ人」と「ゾロアスター教」であり、そーでもない人には『ミュージシャンなんだから「単純平和主義者」なんでしょ。』って言い放っても損はない
