『ポップミュージックの方法』

2025.8.28

ルールを飲み込み、吐き出し、塗り替えろ!
理由を血肉にし、理論と感性を融合させる——音楽の核心を撃ち抜く“終局の鍵”。
偏愛を力に変える音楽家の呪文書‼︎

 

ポップミュージックの方法
—理論という名の偏愛と鍛錬—

著: ことぶき光



ペーパーバック
B5判 278ページ

2025年8月28日発売
4950円(税込)
https://amzn.to/3UPdUHa


 

音楽理論は「退屈な暗記」だと思っていませんか?
本書は、その思い込みを根こそぎ覆します。
 
ここで語られるのは、ただの理論ではなく、『理由』をまるごと抱きしめた音楽理論です。
多くの音楽理論書は「結果」を教えてくれます――この場合はこのコード、ここではこの進行。
しかし本書は、その奥へ踏み込みます。
「なぜそうなるのか」「その背景に何があるのか」 を、音楽史・物理・文化・演奏の実践知を横断して解き明かす一冊です。
 
本書が教えるのは『理由』まで含めた音楽理論
「コードやスケールの成立過程」3度堆積から倍音構造、調律法、歴史的発展までを遡って理解。
「機能和声の必然性」ファンクション三分類と、その結びつきが生まれた構造的理由。
「リハーモナイズが成り立つ根拠」構成音、代理と借用、スケールの視点から検証。
「テンションやアボイドの理屈」音の物理的関係から導かれる響きの必然性。
「ポップミュージックでの応用」理論が現場でどう“生きた選択”になるかを具体的に提示。
 

Lydian Chromatic Concept” や “Negative Harmony” についても、ポップミュージックの文脈語彙で読み解きます

 
理論は、丸暗記するためのルール集ではありません。
背景を理解すれば、理論は自分で組み替えられる「作曲と演奏の武器」になります。
『理由』が見えたその瞬間、これまで点でしかなかった知識が一本の命の線へと変わり、音楽は永遠にあなたの魂を解き放つ翼となるでしょう。

 

 

p.240 参考文献リスト

 

ポップミュージックの方法
—理論という名の偏愛と鍛錬—